Spintronics
量子スピン物性工学 
私たちの研究室では、電子の量子力学的自由度である“スピン”から発現する新しい物理現象を明らかにし、それらを利用したスピントロニクス応用を目指しています。 デジタル情報社会の急速な発展に伴い、スピン自由度を積極的に利用した省消費電力・高密度・高速なスピントロニクス技術は、特に情報ストレージや通信分野において、近年より一層期待されています。 本研究室では、ナノスケールの磁性多層薄膜、ナノ細線、磁性2次元物質等を舞台とし、構造解析・スピン輸送測定・強磁性共鳴測定・THz分光等、様々な測定手法を駆使して新しい物性の探索を行い、磁性や電気伝導などの物性制御を行っています。また、これらの研究を基礎とし、新奇磁気メモリ素子や高周波素子などのアプリケーション開発に精力的に取り組んでいます。
森山研究室では大学院生を募集しています。 大学院進学希望者の方で興味のある方は、是非研究室の見学にお越しください。専攻主催の説明・見学会に限らず、見学は随時受付けています。見学ご希望の方は森山貴広教授までメールにてご連絡ください。名古屋大学以外の大学からの受験も歓迎いたします。<<大学院入試情報>>
